小浜市議会 > 2020-08-27 >
08月27日-01号

  • "休会"(/)
ツイート シェア
  1. 小浜市議会 2020-08-27
    08月27日-01号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    令和 2年  9月 定例会(第4回)   令和2年8月27日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(18名) 1番  杉本和範君  2番  東野浩和君 3番  川代雅和君  4番  坂上和代君 5番  熊谷久恵君  6番  竹本雅之君 7番  牧岡輝雄君  8番  藤田靖人君 9番  佐久間 博君 10番  小澤長純君 11番  今井伸治君  12番  能登恵子君 13番  下中雅之君  14番  垣本正直君 15番  藤田善平君  16番  風呂繁昭君 17番  富永芳夫君  18番  池尾正彦君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       猪嶋宏記君     政策幹       阪本 亮君     総務部長      岩滝満彦君     企画部長      東野克拓君     企画部次長     松見一彦君     民生部長      岡 正人君     産業部長      前野浩良君     会計管理者     山本佳代子君     教育長       窪田光宏君     教育部長      檀野清隆君●議会事務局長および書記     議会事務局長    齊藤睦美     次長        重田典子     書記        木橋 惇●議事日程   令和2年8月27日 午前10時開議  日程第1 会期決定  日程第2 認定第1号 令和元年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定について       認定第2号 令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第3号 令和元年度小浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第4号 令和元年度小浜市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第5号 令和元年度小浜市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第6号 令和元年度小浜市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第7号 令和元年度小浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第8号 令和元年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第9号 令和元年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第10号 令和元年度小浜市水道事業会計決算の認定について  日程第3 報告第10号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告について       報告第11号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告について  日程第4 報告第12号 議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)  日程第5 議案第71号 専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第8号))  日程第6 議案第72号 令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)       議案第73号 令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第74号 令和2年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第75号 令和2年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第76号 令和2年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議案第77号 令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)       議案第78号 令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第79号 令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)       議案第80号 小浜市市税条例の一部改正について       議案第81号 小浜市国民健康保険税条例の一部改正について  日程第7 陳情第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について       陳情第2号 日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情                           午前10時00分開会 △開会・開議 ○議長(今井伸治君) これより令和2年第4回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(今井伸治君) 諸般の報告をいたさせます。 議会事務局長、齊藤君。 ◎議会事務局長(齊藤睦美君) 報告いたします。 6月26日、議会運営委員会、第6次小浜市総合計画調査特別委員会がそれぞれ開催されました。 6月29日、令和元年度5月分、令和2年度5月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 6月30日、若狭広域行政事務組合議会が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 同日、全国市議会議長会、第220回理事会、第20回国と地方の協議の場等に関する特別委員会が東京都内において開催され、議長が出席しました。 7月1日、社会を明るくする運動内閣総理大臣メッセージ伝達式が開催され、議長が出席しました。 同日、2020年原水爆禁止国民平和大行進が行われ、出発式で関係議員が激励しました。 7月2日、若狭消防組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 7月7日、広報委員会が開催されました。 7月10日、定例全員協議会が開催されました。 7月17日、地域防災・原子力安全対策特別委員会が開催されました。 7月21日、福井県原子力環境安全管理協議会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 7月26日、レストラン内外海竣工式および内覧会が開催され、議長が出席しました。 7月27日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 同日、令和2年度6月分の例月出納検査報告を受理しました。 7月29日、議会運営委員会が開催されました。 8月1日、まちの駅リニューアルオープン記念式典が開催され、議長が出席しました。 8月2日、福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会が福井市において開催され、議長が出席しました。 8月6日、第6次小浜市総合計画調査特別委員会が開催されました。 同日、福井県市議会議長会定期総会が福井市において開催され、正副議長が出席しました。 8月7日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会研修会が開催されました。 8月9日、万灯祭が開催され、議長が出席しました。 8月11日、定例全員協議会、地域防災・原子力安全対策特別委員会がそれぞれ開催されました。 8月12日、嶺南市町議長会定例会が開催され、正副議長が出席しました。 8月17日、議会運営委員会が開催されました。 8月18日、議会報告会連絡会が行われました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 8月20日、議会運営委員会が開催されました。 8月21日、全員協議会が開催されました。 8月26日、福井県市議会議長会による福井県要望が実施され、議長が出席しました。 同日、令和2年度7月分の例月出納検査報告を受理しました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか10名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(今井伸治君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において4番坂上和代君、14番垣本正直君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(今井伸治君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期につきましては、去る8月20日の議会運営委員会において協議いたしました結果、本日から10月6日までの41日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から10月6日までの41日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(今井伸治君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) おはようございます。 令和2年9月、小浜市議会定例会の開会に当たり、所信表明の機会をいただきましたことに対し、感謝申し上げます。 私は、このたびの市長選挙におきまして、市民の皆様から御支持をいただき、四たび、市長の重責を担わせていただくことになりました。心から感謝申し上げます。改めて、初心に立ち返って市政に取り組んでまいりますので、さらなる御指導を賜りますようお願い申し上げます。 私は、平成20年8月の就任以来、市政の推進に当たりましては、「市民目線による行政」、「安定した財政基盤」、「課題を先送りしない行政」の三つの原則を常に念頭に置きながら、市民の皆様が夢と希望を持って生活できる社会の実現に向け、全力で取り組んでまいりました。 3期の在任中には、財政の健全化をはじめとした行財政改革はもとより、舞鶴若狭自動車道の全線開通、御食国若狭と鯖街道および北前船寄港地・船主集落の日本遺産ダブル認定北陸新幹線小浜・京都ルートの早期実現、食のまちづくりなどの主要課題に取り組んでまいりました。 4期目となりますこれからの4年間は、北陸新幹線全線開業後の小浜のまちをデザインする重要な時期でございます。 同時に、残すところ2年半となりました北陸新幹線敦賀開業に向け、まちなか観光をはじめとした観光の目的地化を力強く進める必要があります。 一方、新型コロナウイルス感染症対策につきましても、医療体制の充実や疲弊した市内経済の立て直しなどを含め、的確に対処しなければなりません。 こうした課題に取り組むべく、今回の選挙公約といたしまして、「育成!ふるさと小浜デザイン」をスローガンとし、1、産業/経営力アンド発信力を拡大、2、環境 文化 観光/組み合わせて、魅力増、3、子育て 教育環境/少子化対策と共生、4、新型コロナウイルス感染症対策/防止と支援、5、生活 防災/保健・医療・交通、快適便利、6、行財政/未来に夢・生きがい・協働、この六つの柱を掲げました。 まず一つ目の柱の「産業/経営力アンド発信力を拡大」でございますが、これまで企業誘致や農業・漁業のスマート化など、本市の産業基盤の強化を進めてまいりました。これからの4年間では、これら地域産業の技術力や雇用力、生産力の向上を目指すとともに、新幹線敦賀開業に向けた新たな特産品の開発への支援体制の構築や移住希望者にとって魅力ある地域づくりなどを掲げさせていただきました。 それでは、一つ目の柱の主な具体的施策について申し述べさせていただきます。 まず、「企業誘致の推進と雇用の促進」について申し上げます。 企業誘致は、地域経済の循環を図るとともに、若者の地元定着など人口減少対策につながることから、本市において最も重要な施策の一つであると考えております。 これまでは、製造業を中心に誘致を進めてきており、特に最近では複数の植物工場が進出しております。 今後は、植物工場等に加えて、IT企業やサテライトオフィスなど若者の関心の高い業種や様々な業態へとターゲットを拡大すべきと考えており、引き続き県など関係機関との連携を密にしながら、積極的に誘致活動を展開してまいります。 なお、竜前企業団地につきましては、区画を分譲して売却する方向で複数の企業と交渉を進めており、交渉がまとまり次第、御協議させていただきます。 次に、「創業や事業継承の支援のための市・商工会議所・金融機関等との連携」について申し上げます。 創業を希望される方への支援といたしましては、小浜市創業支援事業計画に基づき、商工観光課を窓口として、小浜商工会議所日本政策金融公庫市内金融機関と連携し、国・県・市の支援制度の紹介や資金調達方法についてのアドバイス、さらには、空き家・空き店舗情報の提供など相談内容に応じた支援を行っております。 今後は、こうした取組に加えて、近年、経営者の高齢化等による事業継承が大きな課題になっておりますことから、専門知識を有する弁護士等と連携して、きめ細やかで丁寧な支援を行うことにより、事業のスムーズな継承を促し、雇用の維持につなげてまいります。 次に、「稼げるビジネス農業に向けた農地集約の推進」について申し上げます。 担い手の高齢化や減少が進む中、本市の農業を成長産業として発展させていくためには、農地の集積・集約化とともに、経営の強化を図ることが重要であると考えております。 また、中山間地域において生産条件を改善するための土地改良事業を実施するほか、地域住民と農業の担い手の連携を強化することにより、地域全体で農地・農業を守る体制づくりを進めてまいります。 さらに、先端技術を活用したスマート農業の推進や地域おこし協力隊制度を活用した新たな農業人材の確保・育成等、地域の中心となる経営体が将来に展望を持って意欲的に取り組むことができる環境を整備してまいります。 次に、「鯖養殖など、産学官による先端的養殖漁業の推進」について申し上げます。 水産資源が減少傾向にある中で、本市の水産業が持続的に発展していくためには、つくり、育てる漁業を引き続き振興していくことが重要であると考えております。 特に、平成28年度に開始した「鯖、復活」プロジェクトは、昨年度から民間事業者が主体となる事業体制に移行し、販路の拡大など採算性の向上に取り組んでおります。 また、サバの養殖現場では、福井県、福井県立大学、KDDI等の連携の下、IoTを活用した作業の効率化や養殖マニュアルの策定に加え、人工種苗技術の確立に取り組んでおります。 これらの取組を通じて、得られた技術やノウハウを他の養殖漁業に応用するなど、本市の強みを生かしたスマート漁業を推進するとともに、次代を担う人材の育成を図り、本市の漁業が持続的に発展するよう取り組んでまいります。 次に、「新幹線敦賀開業に向けた、特産品の開発・加工・販売まで一貫した支援」について申し上げます。 これまで、おばま観光局が中心となって、へしこや醤油干しなど、小浜ならではの食材を活用した商品の開発や道の駅等での販売に取り組んでまいりました。 また、現在、道の駅に隣接する四季菜館を地元の農産物等が味わえるレストランへと改修する事業に着手しております。 さらに、小浜ならではの食の魅力に研きをかけ、食を生かした交流人口の拡大を進めるほか、観光客の目を引きつけるパッケージの開発や専門知識を持った人材の確保などを支援してまいります。 次に、「移住希望者にとって魅力的な地域づくりと就業環境の整備」について申し上げます。 移住や定住を促進するためには、本市の魅力や住みやすさを広く発信していく必要があることから、市独自の移住・定住情報サイトを立ち上げ、観光地など本市の紹介のほか、空き家情報や就業・起業情報、子育て支援など、移住を検討する際に有益な情報を発信しているところでございます。 また、本市での生活を実際に体験し、本市の魅力や住み心地のよさを肌で感じてもらえるようお試し体験住宅を設置しているほか、移住相談窓口人口増未来創造課に設置し、就業や住居、子育て、教育など多岐にわたる相談について関係課と情報共有しながら、きめ細やかに対応しております。 今後は、市外に住みながら、小浜市内の地域や地域の人々と多様に関わる人々を関係人口と捉え、関西を中心とした大学生を受け入れ、地域住民と協働で行う地域滞在型の活動に取り組むことで、地域の活性化を促し、さらには将来の定住人口の獲得につなげるなど、関係人口の拡大に向けた取組を進めることにより、移住の裾野を広げ、将来的に一人でも多くの方が本市に移り住んでいただけるよう努めてまいります。 次に、二つ目の柱の「環境 文化 観光/組み合わせて、魅力増」につきましては、2年半後に迫った北陸新幹線敦賀開業に向けて、自然環境や歴史・文化など小浜が持つ地域資源の魅力を最大限に引き出し、交流人口や観光消費の拡大につなげる稼げる地域づくりの推進や4駅連携による観光ゾーンづくりと地域活力の創造などを掲げさせていただきました。 それでは、二つ目の柱の主な具体的施策について申し述べさせていただきます。 まず、「新幹線敦賀開業に向けた交流人口の拡大策の実施」について申し上げます。 北陸新幹線敦賀開業の効果を最大限に引き寄せるためには、首都圏や北信越地域からの観光客や首都圏経由の外国人観光客を新たなターゲットとし、本市が目的地として選ばれることが重要であると考えております。 そのためには、本市の強みである、京都とのつながりを生かした食や食文化、日本遺産など、ストーリー性の高い観光コンテンツをさらに研き上げていかなければなりません。 今後は、若狭湾観光連盟や近隣市町とも連携して、観光客の受入体制の整備や効果的なプロモーションを行うことにより、観光交流人口と観光消費額の拡大につなげてまいります。 次に、「4駅(道の駅・まちの駅・海の駅・JR小浜駅)連携による、歴史・文化が見える観光ゾーンづくりと、地域活力創造への取組」について申し上げます。 北陸新幹線敦賀開業で、観光誘客エリアが拡大することにより、観光入込客数の増加が期待されております。 これを観光消費額の増加につなげて、市内の経済を活性化させるためには、観光客の滞在時間を延長させることが重要であると考えております。 このため、北陸新幹線敦賀開業に向け、本市の歴史・文化、農山漁村における体験や食などの地域資源を官民が連携して、小浜でしか味わうことのできない観光資源に研き上げるとともに、道の駅、まちの駅、海の駅、JR小浜駅が、それぞれの特徴を発揮しながら、これまで以上に連携を強化し、地域の魅力を発信し合うことにより、周遊・滞在を誘う観光ゾーンづくりを進めてまいります。 次に、「日本遺産認定の歴史・文化資源の観光産業化への展開」について申し上げます。 本市は二つの日本遺産をはじめ、県内随一とも言える歴史・文化資源を有しており、これまでも国宝や秘仏を巡るツアーの造成や「小浜町家ステイ」など観光資源としての活用を積極的に進めてまいりました。 また、本年7月には、小浜市文化財保存活用地域計画が県内で初めて文化庁の認定を受けたところでございます。今後は、国の支援を受けながら、日本遺産など文化財を生かした観光の推進や地域づくりを進めてまいります。 歴史・文化資源の活用に当たりましては、「歴史物語を生かす」と「文化財の場を生かす」の二つの視点が重要であると考えております。 まず「歴史物語を生かす」につきましては、鯖街道が有する食との深い関わりをさらに掘り起こし、鯖街道を唯一無二のブランドとしてさらに研き上げてまいります。 「鯖、復活」プロジェクトに加え、今後は、伝統野菜や調味料などの地域産物の復興や、生産者や料理人との連携による伝承料理の復活を進めるなど、郷土の食文化に歴史的価値を付加し、観光資源化する取組を進めてまいります。 「文化財の場を生かす」については、日本遺産をはじめとした文化財を見える化し、まち歩きだけでなく、体験の場として、さらに研き上げてまいります。 現在、民間主導により、国宝明通寺という特別な場所で特別な体験を行う「松永六感」に加え、北前船船主の迎賓館であった旧古川屋別邸を多目的な交流の場として復興させる護松園プロジェクトが新たに進行中でございます。 市といたしましても、これらの取組を文化財保存活用パイロット事業として積極的に支援するとともに、このような小浜だからできる文化観光メニューを地域の皆様とともにさらに研き上げることにより、稼げる地域づくりを推進してまいります。 次に、三つ目の柱の「子育て 教育環境/少子化対策と共生」につきましては、少子化対策や良好な教育環境の実現に向けた取組、ふるさと学習の推進、子供たちが地元企業・仕事を知る、キャリア教育の推進、ICT技術に対応できる人材育成などの取組を掲げさせていただきました。 こうした取組を通じて、子育て・教育環境の向上を図り、少子化対策、人口減少対策に努めてまいりたいと考えております。 それでは、三つ目の柱の具体的施策につきまして、主なものを申し述べさせていただきます。 まず、「安心して育てられる環境の確保と充実」について申し上げます。 急速な少子化や就労形態の多様化が進行する中、本市におきましても、安心して子供を産み育てられる環境を整備するため、これまで幼児教育・保育の段階的な無償化や放課後児童クラブの拡充、中学3年生までの子ども医療費の窓口無料化、病児保育所の設置など様々な施策を講じてまいりました。 さらに、本年3月に策定した「第2期小浜市子ども・子育て支援事業計画」に基づき、令和4年度をめどに子供とその家庭全般に係る支援を行う「子ども家庭総合支援拠点」を設置するなど、これまでの支援をさらに充実させてまいります。 また、令和5年度には、この拠点を新健康管理センター内に移して、「子育て世代包括支援センター」と連携した、児童等に対する一体的な支援ができる体制を整備することとしており、今後も、安心して子供を産み、自信と愛情を持って子供を育てることができる環境づくりに継続して取り組んでまいります。 次に、「自校式による安心できる学校給食体制の堅持」について申し上げます。 本市では、市内の生産者から野菜や米、水産物などの食材を直接学校に納入する地場産学校給食を実施しております。 学校給食につきましては、多くの地域で合理化が進められておりますが、食のまちづくりを推進している本市におきましては、食育を進める観点からも各小中学校の給食室で調理したものを児童・生徒に提供する自校式学校給食は継続すべき取組であると考えております。 こうした中、昨今の調理員の不足により、メニューどおりの学校給食が提供できないなどの状況が生じておりましたが、本年8月に、中学校2校の調理業務を外部委託することにより、調理員の人員を確保したところでございます。 今後、外部委託による学校給食体制の検証を行うとともに、会計年度任用職員制度の下で従事する給食調理員の処遇改善なども検討しながら、安定した学校給食体制の継続に努めてまいります。 次に、「郷土に対する誇りや愛着を深める、ふるさと教育の推進」について申し上げます。 郷土の自然や文化に親しみ、ふるさとへの愛着を持つ子供たちを育成するため、小学校においてふるさと学習を推進しており、子供たちがふるさとのよさを知ることができるなど、一定の効果が得られているものと考えております。 こうした取組が、子供たちが将来小浜に戻りたいと思うきっかけにつながることを期待し、今後、小学校から中学校へのふるさと教育の接続や高等学校との連携を検討したいと考えております。 また、このような取組を通じて、地域活性化の一翼を担う人材を育成してまいりたいと考えております。 次に、「小中高校生が地元企業を知る、キャリア教育の推進」について申し上げます。 現在、児童・生徒に地元企業を知る機会を持ってもらうため、地元企業の御協力のもと、ふるさと仕事塾に取り組んでおります。 これは、地元企業を通して、本市の基幹産業に対する理解を深め、地域に誇りを持つことによって、高校卒業後の地元企業への就職や将来のUターン就職を希望する若者を増やすことを目的として進めてきたところでございます。 今後、ふるさと仕事塾の対象企業の拡大や、特に中学校での職場体験の拡充など、さらなる充実を図ってまいります。 次に、「創造性を育む教育ICT環境GIGAスクール構想の実現」について申し上げます。 ICTを基盤とした先端技術を活用して、子供たちに未来社会を創造する力を育む教育を進めていくためには、国が示したGIGAスクール構想の実現を遅滞なく進めていく必要があります。 このため、現在、高速大容量に対応できる校内ネットワークの整備と児童・生徒1人1台端末の整備に取り組んでおります。 あわせて、教員研修などを通してICT機器を活用した効果的な学習を進めるための検討や実践を進めてまいります。 次に、四つ目の柱の「新型コロナウイルス感染症対策/防止と支援」につきましては、年明けから感染拡大した新型コロナウイルスは、全世界に拡大し、我が国においても、なお多くの感染者が確認されるなど、いまだ収束する気配が見えない状況にあります。 こうしたことから、「感染症予防対策」の徹底と「疲弊した経済回復への支援」は、時機を逸することなく進めなければならない喫緊の課題でございます。 新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、いまだに手探りの部分もございますが、現時点で考え得る施策について申し述べさせていただきます。 まず、「徹底した感染拡大防止対策による保育園や幼稚園、学童保育サービスの維持について」申し上げます。 保育園や幼稚園、放課後児童クラブは、密閉・密集・密接のいわゆる3密になりやすい環境にあり、十分な感染症対策を講じることが重要でございます。 このため、本市では、マスク着用によるせきエチケットや手洗い、アルコール消毒の徹底、また、検温をはじめとした職員や児童の健康の管理に努めてまいりました。 また、国の支援等を活用し、現場に必要な衛生用品等を確保してきたところでございます。 さらに、これら施設に対して行ったニーズ調査を踏まえ、保育園等におけるマスクや消毒液、非接触型体温計など衛生用品のさらなる配備等、感染症対策に必要となる経費について、7月31日付で補正予算の専決処分をさせていただいたところでございます。 次に、「妊婦や高齢者など重症化しやすい方々への適切な感染症対策」について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症に感染した場合に、使用できる薬が限定される妊婦や、重症化しやすい高齢者、また、基礎疾患をお持ちの方につきましては、徹底した感染防止対策を取っていただくことが重要でございます。 こうした方々に対し、感染防止対策に係る情報を適切に発信するとともに、日常生活を維持するための支援を行う体制を整備してまいります。 具体的には、重症化しやすい方々等に対して、電話やチャンネルO、市のホームページなどを通して、健康に関する情報や動画の配信を行ってまいります。 また、オンラインでの相談や保健指導が実施できる体制を整備し、新型コロナウイルスの感染や基礎疾患の悪化、生活習慣病の発症等の予防に努めてまいりたいと考えております。 次に、「公共施設や避難所における感染症対策について」申し上げます。 公共施設における感染症対策につきましては、まず、利用される方々のマスクの着用やアルコール消毒液等による手指の消毒を徹底しているほか、発熱等の症状がある方の利用は控えていただくなどを周知しております。 また、いわゆる3密を回避するため、各部屋の定期的な換気や利用人数の制限などを実施するとともに、ドアノブや手すり、机、椅子など、施設職員と利用者が共有する場所や物品を定期的に消毒するなど感染防止対策に努めております。 一方、避難所では、大規模災害の場合には、避難生活が長期にわたることも想定されるため、避難家族ごとに2メートル以上の距離を取ることや、スペースの確保が難しい場合には、間仕切りを設置することにより飛沫感染を防止することとしております。 こうしたことから、7月に専決処分させていただいた補正予算におきましては、各地域において自主的に開設する避難所に、間仕切りや段ボールベッド等を備蓄するための購入に係る新たな補助制度を設けたところでございます。 今後も、必要な物資の確保を進めるなど、公共施設や避難所における感染症対策の徹底に努めてまいります。 次に、「オール小浜体制による市内経済の復活に向けた市独自施策の実施」について申し上げます。 これまで、新型コロナウイルス感染症の影響により深刻な打撃を受けた市内経済を回復させるため、小浜商工会議所と緊急経済対策チームを立ち上げ、市内企業の状況を調査するとともに各種対策を講じてまいりました。 また、市民の皆様による地元事業者を応援する施策である「おばまチケット」事業を運営するため、市・商工会議所・金融機関・郵便局とで組織するNEST INN OBAMAプロジェクト実行委員会を立ち上げ、これらの機関の緊密な連携のもとで、市内での消費行動の促進を図っております。 今後も、これらの組織を機動的に活用し、市内経済の回復に向けた、市独自の経済支援策について検討してまいります。 次に、五つ目の柱の「生活 防災/保健・医療・交通、快適便利」につきましては、地域防災力の向上、保健医療の充実、小浜の食文化を通じた健康づくりの推進、公共交通および都市基盤の整備、舞鶴若狭自動車道の早期4車線化などの取組を掲げさせていただきました。 市民の皆様が安全・安心に暮らせる生活環境の整備や交通の利便性向上を図り、快適に市民生活を送れるよう施策の実現に努めてまいります。 それでは、五つ目の柱の具体的施策について主なものを申し述べさせていただきます。 まず、「災害に強い道路・河川整備」について申し上げます。 防災・減災のための取組は、市民の皆様の生命・財産を災害から守る上で大変重要な施策であり、これまでも、本市の最重要課題と位置づけ、ハード・ソフトの両面から取り組んできたところでございます。 まず、治水対策事業でございますが、県が平成30年度から江古川の中流部において、輪中堤の整備を進めております。 併せて、市におきましても輪中堤の内水対策として、現在、山側からの排水計画を含む道路の測量・設計作業を実施しており、今後とも、県のスケジュールに合わせて事業を進めてまいります。 また、国が管理する北川におきましては、昨年度から高塚橋付近において、災害復旧時の緊急資材の備蓄等を目的とした水防拠点の整備を進めていただいております。 この事業には、北川の河道掘削等で発生した土砂を水防拠点用地の造成に活用することにより、残土処分にかかるコストが削減され、河川事業の促進にもつながることから、治水安全度の早期向上が図れるものと大いに期待しております。 また、道路につきましても、大雨の際の冠水等による集落の孤立の回避や緊急車両の通行の確保のため、昨年度から国富地区において、市道かさ上げ等を進めており、引き続き、防災・減災対策を講じた災害に強い道路の整備に努めてまいります。 次に、「地域防災力の強化について」申し上げます。 昨年10月の台風19号や本年7月の九州等での集中豪雨に見られるように、災害が年々大規模化しており、被害の拡大を防ぐためには、「自助」「共助」が何より重要となっております。 そのため、これまで本市では、自主防災組織の立ち上げや防災活動への財政的支援などにより自主防災組織の育成を推進するとともに、出前講座や防災研修の実施により、市民の防災意識の向上や地域の防災リーダーの養成に努めてまいりました。 今後も、地域防災力の強化のため、各地域の自主防災組織や消防団をはじめ、本年8月に結成された小浜市防災士の会など、地域防災を担う関係団体が連携して防災・減災に取り組んでいけるよう、積極的な支援を行ってまいります。 次に、「新・健康管理センターの建て替え整備による市民全世代の健康増進」について申し上げます。 市民の皆様に住み慣れた地域で安心して暮らしていただくためには、乳幼児期から青壮年期、高齢期までの一貫した健康づくりや介護予防事業、また、妊娠期や子育て期の各ステージにおける切れ目ない支援を充実していくことが重要であります。 その拠点施設となる新・健康管理センターは、保健や子育て支援、また、健康づくりや介護予防の機能に市民の交流スペースを併せ持つ施設として整備を進めております。 今年度は、実施設計、ボーリング調査を実施しているところであり、令和5年4月の供用開始を目指して、令和3年度から建築工事を行うこととしております。 併せて、市民の皆様が健康で生き生きと暮らすことができるよう、保健・福祉の拠点として総合的なサービスを提供できるよう体制の整備を進めてまいります。 次に、「小浜の食文化を通じた長寿と健康づくりの推進」について申し上げます。 本市では、平成12年度から全国に先駆けて、食を起点に産業の活性化や環境保全、健康福祉や食育など各分野の推進を目指す食のまちづくりに取り組んでおります。 現在は、平成28年度に策定した「小浜市元気食育推進計画改訂版」に基づき、本市の豊かな食材や食文化を市民の皆様の健康や日常食としての視点から見直し、市民の皆様が健康に生き生きと元気に暮らすための食生活や健康づくりに生かす取組を進めております。 また、7月に健康づくりに関するポータルサイト「ココカラ」を立ち上げ、世代別やジャンル別に健康づくりに関する情報提供を開始したところでございます。 さらに、今後、本市の食材や食文化を健康づくりに生かすことを含めた、市民の皆様の健康行動を支援するヘルスポイント制度の導入など、食産業と市民の健康づくりを一体化させた取組を検討してまいります。 次に、「県と連携した医療確保と、公立小浜病院の医療設備の充実強化」について申し上げます。 杉田玄白記念公立小浜病院は、総合病院として若狭地域の救命救急医療および周産期医療を一手に担っており、さらに感染症指定医療機関、僻地医療拠点病院、災害拠点病院の指定を受けるなど、政策的医療にも積極的に取り組んでおります。 新型コロナウイルス感染症の県内での発生を受け、現在、同病院には、通常の救急医療提供体制を維持しながら、感染症患者への対応も求められております。 第2波、第3波の発生に備えるため、現在、県と連携し、感染防止対策の強化に加え、同病院において、PCR検査を実施するための検査機器の導入や発熱外来の設置を進めており、9月末までには導入・設置できる予定でございます。 併せて、地域住民の方々へ良質な医療を提供することも重要でありますことから、医師の確保等についても、引き続き、構成自治体と連携して取り組んでまいります。 次に、「高速交通網の整備」について申し上げます。 平成26年7月に舞鶴若狭自動車道が全線開通し、本市を取り巻く交通事情は大きく変化したところでございます。 しかし、舞鶴西インターチェンジから敦賀ジャンクションまでは、暫定2車線での供用となっていることから、本市といたしましては、県や嶺南市町等と協力し、国やNEXCOに対して全線4車線化について要望を重ねてきたところでございます。 昨年3月には舞鶴東インターチェンジから小浜西インターチェンジ間の一部で付加車線設置が事業化されるとともに、同じく9月には舞鶴東インターチェンジから若狭上中インターチェンジ間および三方五湖スマートインターチェンジから若狭三方インターチェンジ間が4車線化の優先整備区間として選定されるなど、全線4車線化に向けて大きく前進したものと考えており、引き続き、早期の実現を要望してまいります。 最後に、六つ目の柱の「未来に夢・生きがい・協働」につきましては、新幹線小浜開業を見据えたまちづくりや持続可能な財政運営、協働のまちづくりの推進など、主に行政が取り組むべき事項について掲げております。 こうした取組を進め、将来においても持続可能な行政、新幹線の開通に向けた夢と希望があふれるまちづくりを進めてまいります。 それでは、六つ目の柱の具体的施策について主なものを申し述べさせていただきます。 まず、「新幹線小浜開業を見据えた小浜新幹線駅周辺整備計画と「小浜デザイン」の策定」について申し上げます。 北陸新幹線小浜・京都ルートの実現につきましては、本市の発展可能性を大きく広げる500年に一度のビッグチャンスとも言えるものでございます。 現在、北陸新幹線全線開業に向けた敦賀・新大阪間の環境アセスメントが進められております。 昨今の新型コロナウイルス対策における国の財政出動に影響されることなく、敦賀開業から切れ目なく着工し、一日も早く全線開業を実現しなければなりません。引き続き、北陸、関西などとの連携を強め、全力で取り組んでまいります。 また、2年半後に迫った敦賀開業に向けましては、JR小浜線による敦賀からの二次交通に加え、市内におけるバスなどの地域交通の充実が重要でありますことから、昨年度策定いたしました「嶺南地域公共交通網形成計画」に基づき、県や嶺南他市町、交通事業者などと連携しながら地域公共交通の利便性の向上に取り組んでまいります。 全線開業を見据えたまちづくりにつきましては、本年6月に策定いたしました新まちづくり構想に掲げた「スマート&スローシティ」の実現に向け、オール小浜体制で取り組んでまいります。 なお、小浜新幹線駅周辺の整備計画につきましては、新駅の具体的な位置などが令和3年秋以降の公表と想定されていることを踏まえまして、市民の皆様をはじめ、企業や各種団体などと対話を重ねながら、新駅周辺エリアの整備方針等の検討を進めてまいります。 次に、「持続可能な財政運営」について申し上げます。 人口減少や少子高齢化の進展により、市税収入が減少する一方で社会保障関係経費はさらに増加するものと見込まれ、加えて、社会インフラや公共施設の老朽化対策が必要となるなど、今後も財政状況は厳しくなるものと考えております。 しかし、このような状況にあっても、市民の皆様の安全・安心な生活の確保や住民福祉のさらなる向上に向けた取組は進めていかなくてはなりません。 そのためにも、持続可能な財政運営は必要不可欠であり、今後も引き続き、歳入確保および歳出抑制に取り組んでまいります。 歳入の確保につきましては、私がこれまで培った人脈や交流ネットワークをフルに生かしながら、できるだけ国や県の支援を得られるよう工夫することにより、単に市の単独事業として実施するよりも効果が高いものとなるよう努めてまいります。 また、歳出におきましては、限られた行政資源を有効に活用し、必要性、有効性、効率性、効果等を十分に見極め、選択と集中により、市民の皆様へのサービス向上を図ってまいります。 さらに、中長期的な視点から、市債発行額の抑制による市債残高の減少や基金の積立てにも努めてまいります。 今後も市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりに向けて、持続可能な行財政運営を推進してまいります。 次に、「広域ごみ焼却施設および広域斎場の整備」について申し上げます。 「広域ごみ焼却施設」につきましては、若狭町以西の4市町で構成する若狭広域行政事務組合を事業主体として整備を進めております。 新施設は、高浜町清掃センターの跡地に建設いたしますことから、現在、同センターの解体工事を行っており、本年9月末に完了する予定であります。 また、新施設の建設につきましては、本年6月末に業者との本契約の締結を終え、現在、設計業務を行っております。 今後、令和3年6月をめどに建設工事に着手する予定であり、令和4年度の完成を目指し、着実に進めてまいります。 また、広域斎場の整備につきましては、同じく「若狭広域行政事務組合」を事業主体とし、小浜市、おおい町、高浜町の3市町の枠組みの中で協議を重ねているところでございます。 今年度は、建設候補地の用地選定に着手し、令和6年度中の完成を目指して、鋭意取り組んでまいります。 以上、4期目につきましては、ただいま申し述べました六つの柱を基に、様々な社会情勢に臨機応変に対応しながら、持続可能なふるさと小浜の実現に向け、取り組んでまいります。 新型コロナウイルス感染症は、いまだ収束の兆しが見えず、「ウィズ・コロナ」、コロナウイルスとの共存が余儀なくされる中で、今までの常識や経験では対応できない予測困難な時代・社会に突入していると感じております。 こうした厳しい時代ではありますが、小浜市には、北陸新幹線の敦賀開業、さらには大阪までの全線開業という大きな夢と希望があります。 今後は、3期12年の経験を生かし、市民の皆様の御協力をいただきながら、全身全霊をもって市政に当たらせていただく決意でございますので、議員の皆様をはじめ、市民の皆様の一層の御理解と御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 御清聴ありがとうございました。 △認定第1号から認定第10号 ○議長(今井伸治君) 日程第2 認定第1号令和元年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定についてより、認定第10号令和元年度小浜市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(今井伸治君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) それでは、ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました認定第1号から認定第10号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、認定第1号令和元年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により、議会の認定をお願いするものでございます。 その概要につきましては、歳入総額が167億2,199万5,906円、歳出総額は161億6,055万2,965円、歳入歳出差引額は5億6,144万2,941円の黒字となりました。 このうち繰越明許費に係る翌年度に繰り越すべき財源として、4,794万円を差し引いた実質収支額は、5億1,350万2,941円の黒字となったところでございます。 次に、認定第2号から認定第9号令和元年度各特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、議会の認定をお願いするものでございます。 認定第2号から認定第9号までの特別会計の歳入総額につきましては、90億9,547万7,450円、歳出総額が88億7,611万4,072円、歳入歳出差引額は2億1,936万3,378円の黒字となりました。 繰越明許費に係る翌年度に繰り越すべき財源は3万5,000円、実質収支額は2億1,932万8,378円の黒字となったところでございます。 次に、認定第10号令和元年度水道事業会計決算の認定につきまして、地方公営企業法第30条第4項の規定により、議会の認定をお願いするものでございます。 水道事業会計につきましては、営業費用等の減少により1億1,723万9,897円の純利益を計上したところでございます。 以上が提案理由の説明でございます。 十分なる御審議を賜り、認定いただきますようお願い申し上げます。 なお、内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 会計管理者、山本君。
    ◎会計管理者(山本佳代子君) それでは、認定第1号令和元年度小浜市一般会計歳入歳出決算および認定第2号から認定第9号まで、8件の各特別会計歳入歳出決算ならびに認定第10号令和元年度小浜市水道事業会計決算につきまして御説明申し上げます。 お手元の令和元年度歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、財産に関する調書の冊子にて御説明申し上げます。御用意をお願いいたします。 最初に、認定第1号令和元年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして御説明申し上げます。 一般会計は、決算書の1ページから12ページに記載がございます。 それでは、6ページをお願いいたします。 表の下の行の、歳入の合計額をもって御説明申し上げますが、予算現額、調定額は省略させていただきます。 収入済額は167億2,199万5,906円、予算現額に対する収入の割合は93.8%でございます。不納欠損額は1,183万2,364円で、今後収納が不可能な市税等の滞納分278人、376件を処理させていただきました。内訳は、死亡41人51件、行方不明58人61件、生活困窮161人243件、倒産が15人17件でございます。収入未済額は2億6,031万7,090円で、その主なものは、市税が1,091人、市営住宅使用料関係が85人などでございます。 12ページをお願いいたします。 歳出の合計でございます。歳入同様に、予算現額、調定額は省略させていただきます。 支出済額は161億6,055万2,965円、予算現額に対する執行率は90.6%でございます。翌年度への繰越額は9億4,693万9,000円で、不用額は7億2,484万7,335円でございます。歳入歳出差引残額は5億6,144万2,941円でございます。 なお、実質収支額につきましては、51ページから59ページに会計ごとの調書がございますので、後ほど一括して御説明申し上げます。 次に、特別会計を御説明申し上げます。 まず、認定第2号令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算でございます。 13ページから18ページに記載がございます。 14ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は31億1,829万7,157円、予算現額に対する収入の割合は98.1%でございます。不納欠損額は794万3,327円で、内訳は、国民健康保険税の死亡15人18件、行方不明20人23件、生活困窮等93人132件、合わせて128人173件分でございます。収入未済額は1億2,474万6,709円で、国民健康保険税602人分でございます。 18ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は30億8,309万2,099円、予算現額に対する執行率は97.0%でございます。不用額は9,489万7,901円で、歳入歳出差引残額は3,520万5,058円でございます。 次に、認定第3号令和元年度小浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でございます。 19ページから22ページに記載がございます。 20ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は3億7,544万8,183円、予算現額に対する収入の割合は98.1%でございます。不納欠損額は8万5,500円で、内訳は生活困窮2人13件でございます。収入未済額は264万6,200円で、保険料51人分でございます。 22ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は3億7,496万1,883円で、予算現額に対する執行率は98%でございます。不用額は773万7,117円、歳入歳出差引残額は48万6,300円でございます。 次に、認定第4号令和元年度小浜市介護保険事業特別会計歳入歳出決算でございますが、23ページから30ページに記載がございます。 26ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は33億1,964万6,414円、予算現額に対する収入の割合は99.9%でございます。不納欠損額は319万670円で、内訳は、死亡7人36件、行方不明9人84件、生活困窮47人301件、合わせて63人421件分でございます。収入未済額は964万1,238円、保険料144人分でございます。 30ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は32億6,082万4,121円で、予算現額に対する執行率は98.1%でございます。不用額は6,204万7,879円、歳入歳出差引残額は5,882万2,293円でございます。 次に、認定第5号令和元年度小浜市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算でございますが、31ページから34ページに記載がございます。 32ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は1億89万9,272円、予算現額に対する収入の割合は111.2%でございます。不納欠損はございません。収入未済額は1,347万918円でございます。簡易水道使用料未済金196万2,956円、255人分が含まれております。収入未済額1,347万918円は、簡易水道事業の地方公営企業法適用に伴い、特例的未収金として、同法の規定による企業会計へ引き継いでおります。 34ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は6,797万3,293円で、予算現額に対する執行率は74.9%でございます。不用額は2,272万2,707円、歳入歳出差引残額は3,292万5,979円でございます。なお、本残額も地方公営企業法の規定による企業会計へ引き継いでおります。 次に、認定第6号令和元年度小浜市下水道事業特別会計歳入歳出決算でございますが、35ページから38ページに記載がございます。 36ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は16億4,170万4,369円、予算現額に対する収入の割合は95.8%でございます。不納欠損額は437万108円となり、その内訳は、下水道使用料および受益者負担金で、死亡13人61件、行方不明24人68件、生活困窮9人54件、倒産競売等8人34件、合わせて54人217件分でございます。収入未済額は1億4,584万9,371円で、受益者負担金1,857万4,400円、121人分と下水道使用料4,085万4,876円、470人分が含まれております。収入未済額1億4,584万9,371円は、下水道事業の地方公営企業法適用に伴い、特例的未収金として、同法の規定による企業会計へ引き継いでおります。 38ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は15億5,838万2,325円、予算現額に対する執行率は90.9%でございます。翌年度への繰越額は4,572万円、不用額は1億1,043万6,675円で、歳入歳出差引残額は8,332万2,044円でございます。なお、本残額も地方公営企業法の規定による企業会計へ引き継いでおります。 次に、認定第7号令和元年度小浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算でございますが、39ページから42ページに記載がございます。 40ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は4億7,140万9,535円、予算現額に対する収入の割合は100.5%でございます。不納欠損額75万6,250円は農業集落排水使用料でございます。その内訳は、死亡2人87件、行方不明2人55件、生活困窮2人15件、合わせて6人157件分でございます。収入未済額は1,498万8,416円で、使用料117人分でございます。 42ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は4億6,349万8,941円で、予算現額に対する執行率は98.8%でございます。翌年度への繰越しはなく、不用額は558万59円で、歳入歳出差引残額は791万594円でございます。 次に、認定第8号令和元年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計歳入歳出決算でございますが、43ページから46ページに記載がございます。 44ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は6,805万9,192円、予算現額に対する収入の割合は95.9%でございます。不納欠損額20万5,840円は、漁業集落排水使用料でございます。その内訳は、死亡1人27件、生活困窮1人24件、合わせて2人51件でございます。収入未済額は535万8,616円で、使用料25人分でございます。 46ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は6,737万561円で、予算現額に対する執行率は94.9%でございます。不用額は359万7,439円で、歳入歳出差引残額は68万8,631円でございます。 次に、認定第9号令和元年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計歳入歳出決算でございますが、47ページから50ページに記載がございます。 48ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は1万3,328円、予算現額に対する収入の割合は111.1%でございます。 50ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は1万849円で、予算現額に対する執行率は90.4%でございます。不用額は1,151円、歳入歳出差引残額は2,479円でございます。 特別会計につきましては以上でございます。 続きまして、歳入歳出決算書実質収支に関する調書について御説明申し上げます。 51ページをお願いいたします。 まず一般会計でございますが、区分3の歳入歳出差引額が5億6,144万3,000円、区分4翌年度へ繰り越すべき財源、(2)繰越明許費繰越額4,794万円を差し引きますと、区分5実質収支額は5億1,350万3,000円でございます。 52ページをお願いいたします。 国民健康保険事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が3,520万5,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 53ページをお願いいたします。 後期高齢者医療特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が48万6,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 54ページをお願いいたします。 介護保険事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が5,882万2,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 55ページをお願いいたします。 簡易水道事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額3,292万6,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。実質収支額3,292万6,000円は、簡易水道事業の地方公営企業法適用に伴い、同法の規定による企業会計に引き継いでおります。 56ページをお願いいたします。 下水道事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額8,332万2,000円、区分4翌年度へ繰り越すべき財源3万5,000円を差し引きますと、実質収支額は8,328万7,000円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源3万5,000円および実質収支額8,328万7,000円は、下水道事業の地方公営企業法適用に伴い、同法の規定による企業会計に引き継いでおります。 57ページをお願いいたします。 農業集落排水事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額791万1,000円、区分4翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 58ページをお願いいたします。 漁業集落環境整備事業特別会計でございますが、歳入歳出差引額68万8,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 59ページをお願いいたします。 加斗財産区運営事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額2,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 以上、一般会計および各特別会計の実質収支に関する調書の説明とさせていただきます。 次に、公営企業会計について御説明申し上げます。 認定第10号令和元年度小浜市水道事業会計決算の認定につきましては、決算書は別冊となっております。 お手元の令和元年度小浜市水道事業会計決算書の御用意をお願いいたします。 決算書の6ページをお開きください。 平成31年4月1日から令和2年3月31日までの事業年度における損益計算書をもって御説明申し上げます。 1の営業収益が3億9,830万7,395円、2の営業費用が3億2,601万6,611円で、営業収益から営業費用を差し引きました営業利益は7,229万784円でございます。また、3の営業外収益が7,563万6,801円、4の営業外費用が3,068万7,688円でございます。営業利益7,229万784円に3の営業外収益を加え、4の営業外費用を差し引きました経常利益は1億1,723万9,897円でございます。当年度純利益も同額の1億1,723万9,897円でございます。この額にその他未処分利益剰余金変動額3億223万800円をプラスしました当年度未処分利益剰余金は4億1,947万697円でございます。 以上をもちまして、認定第1号から認定第9号令和元年度小浜市一般会計および各特別会計歳入歳出決算ならびに認定第10号令和元年度小浜市水道事業会計決算の説明とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております令和元年度各会計決算の認定については、予算決算常任委員会に付託いたします。 △報告第10号ならびに報告第11号 ○議長(今井伸治君) 日程第3 報告第10号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についてならびに報告第11号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についてを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(今井伸治君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました報告第10号および報告第11号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、報告第10号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和元年度の健全化判断比率を御報告申し上げるものでございます。 次に、報告第11号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和元年度の資金不足比率を御報告申し上げるものでございます。 本市におきましては、全ての指標において国の定めた健全化判断比率等に係る基準を下回っており、健全な状況にあると考えております。 なお、報告案件の内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律におけます健全化判断比率および資金不足比率に関します報告第10号および第11号の2件につきまして御説明させていただきます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律につきましては、地方公共団体の財政情報の開示を徹底し、透明なルールの下に早期健全化措置を導入することによりまして、地方公共団体の財政の健全化に資することを目的としております。 今回、令和元年度決算につきまして、法第3条第1項および法第22条第1項の規定に基づき、健全化判断比率等につきまして監査委員の審査を受けまして、議会に報告させていただくものでございます。 初めに、報告第10号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についてを説明させていただきます。 次のページの表を御覧ください。 表にありますとおり、健全化判断比率には実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率および将来負担比率の四つの指標がございます。 一つ目の実質赤字比率につきましては、一般会計の実質赤字の額について、標準財政規模に対する比率で表すものでございます。 また、二つ目の連結実質赤字比率につきましては、一般会計に、特別会計、企業会計も含めました全会計を対象とした実質赤字額について標準財政規模に対する比率で表すものでございまして、令和元年度決算では、いずれの会計におきましても実質赤字額は生じておりませんので、この二つの比率は算定されません。 三つ目の実質公債費比率につきましては、一般会計が負担いたします地方債の元利償還金や、上下水道などの公営企業が支払う元利償還金に対する一般会計からの繰出金、小浜病院などの一部事務組合が支払う元利償還金に対する市の負担金といったものの合計額の標準財政規模に対します比率で、直近の平成29年度から令和元年度まで3カ年の平均値でございます。国が定めた早期健全化基準は25%でございますが、本市の比率は11.8%でございまして、健全な数値の範囲内となっております。 四つ目の将来負担比率につきましては、一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、一般会計の地方債残高のほか、小浜病院などの一部事務組合やケーブルテレビ若狭小浜など、本市が出資しております設立法人などが抱える負債のうち、本市が負担すべき実質的な負担見込額を含めて算定するものでございます。国の定めました早期健全化基準は350%でありますが、本市の比率は122.1%でございまして、健全な数値の範囲内となっております。 次に、報告第11号をお願いいたします。 報告第11号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についてでございます。 次のページの表をお願いいたします。 資金不足比率につきましては、公営企業会計における資金不足額について事業規模に対する比率で表すものでございまして、表にありますとおり、本市におきましては、水道事業会計、簡易水道事業特別会計、下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計および漁業集落環境整備事業特別会計の五つの会計が対象でございますが、いずれの会計も資金不足は生じておりませんので、この比率は算定されません。 以上のように、本市におきましては、いずれの指標も国が示しております早期健全化基準を下回っておりまして、一般会計、特別会計、公営企業会計の全体を通して健全な状況であるということになります。 以上で、報告第10号および報告第11号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 ここで、換気のため暫時休憩いたします。11時15分から再開いたします。                           午前11時10分休憩                           午前11時15分再開 ○議長(今井伸治君) 再開いたします。 △報告第12号 ○議長(今井伸治君) 日程第4 報告第12号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(今井伸治君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました報告第12号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 報告第12号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)でございますが、令和2年3月12日、若狭鯉川シーサイドパークにおいて発生しました事故につきまして、相手方と示談交渉がまとまり、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、令和2年7月1日付で専決処分させていただきましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。 今後、より一層の施設管理に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 なお、報告案件の内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 産業部長、前野君。 ◎産業部長(前野浩良君) それでは、私から報告第12号議会の委任による専決処分の報告についての説明をさせていただきます。 7月1日付で専決第13号として専決処分させていただきましたので、地方自治法第180条第2項の規定により御報告をさせていただくものでございます。 資料の3ページをお願いいたします。 事故の概要でございますが、令和2年3月12日午前11時30分頃、国道27号線を小浜側から走行してきた車両が若狭鯉川シーサイドパークへ進入いたしましたが、折からの風の影響で、停止線上に設置されている正面ゲートが開いた状態になっておりまして、路上に残っておりましたゲートを固定するための鉄筋に接触し、進入車両の下部が破損したものでございます。 損害賠償の相手方は、京都府綾部市下八田町大迫20の宮西蘭様でございます。 損害賠償の額は3万7,630円でございます。 以上、報告第12号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案第71号 ○議長(今井伸治君) 日程第5 議案第71号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(今井伸治君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第5をもちまして議題に供していただきました議案第71号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 議案第71号専決処分につき承認を求めることについてでございますが、令和2年度小浜市一般会計補正予算(第8号)の専決処分でございまして、歳入歳出それぞれ8,822万9,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ195億9,872万8,000円とさせていただくものでございます。 歳出補正の主なものといたしまして、新型コロナウイルス感染症対策として、自主防災組織等が実施する感染症対策としての物品購入等を支援する自主防災組織等感染症対策支援事業や、国の特別定額給付金の支給基準日後に生まれた子供の保護者に小浜市から特別定額給付金を支給する新生児特別定額給付金給付事業などでございます。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年7月31日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により御報告を申し上げ、御承認をお願いするものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、議案第71号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第8号))につきまして、表紙右側にピンク色の帯がつきましたA4縦長の令和2年度補正予算書に基づき御説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 専決第14号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第8号)についてでございますが、令和2年7月31日付で専決処分を行ったものでございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ8,822万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ195億9,872万8,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算に、繰越明許費の設定につきましては第2表繰越明許費によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第14款国庫支出金、第2項国庫補助金が、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで7,455万円の追加、第15款県支出金、第2項県補助金が、社会福祉施設等における感染拡大防止対策事業費の補助金で1,367万9,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では8,822万9,000円を追加するものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第2款総務費は3,189万6,000円の追加で、その内訳は、第1項総務管理費が、令和2年4月28日以降に生まれ、新たに小浜市民となる子供の父母に対しまして給付金を支給する新生児特別定額給付金給付事業や、自主防災組織等が開設する避難所における感染症対策を支援する自主防災組織等感染症対策支援事業などの補正で3,175万円の追加、第3項戸籍住民基本台帳費が、職員給与費の補正で14万6,000円の追加でございます。 第3款民生費、第2項児童福祉費が、児童館、保育園等における新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、自動消毒液噴霧器等を整備いたします新型コロナウイルス感染症対策事業(保育環境改善)などの補正で1,417万9,000円の追加でございます。 第4款衛生費、第1項保健衛生費が、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ビデオ通話によるオンラインでの育児相談や、保健指導等の相談体制を整備するオンライン保健指導事業などの補正で68万円の追加でございます。 第5款労働費、第2項労働諸費が、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、働く婦人の家に自動消毒液噴霧器等を整備する、働く婦人の家運営管理経費の補正でございまして、3万8,000円の追加でございます。 第6款農林水産業費、第3項水産業費が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、市管理の10漁港に関します周知看板を設置する漁港看板設置事業の補正で126万5,000円の追加でございます。 第7款商工費、第1項商工費が、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、宿泊業、飲食業等の観光に携わる店舗等が行う衛生管理改善の取組を支援する観光事業者感染拡大防止対策支援事業などの補正で3,182万5,000円の追加でございます。 第10款教育費は834万6,000円の追加でございまして、その内訳は、第1項教育総務費が、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため小中学校に備品を整備する教育支援体制整備事業で265万円の追加、第5項社会教育費が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため図書館に書籍消毒器等の備品を整備する図書館運営管理費などの補正で546万3,000円の追加、第6項保健体育費が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、市営体育施設に自動消毒液噴霧器、非接触型体温計を整備する市営体育施設管理事業などの補正で23万3,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では8,822万9,000円の追加とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表の繰越明許費でございますが、第2款総務費、第1項総務管理費の新生児特別定額給付金給付事業250万8,000円をお願いするものでございます。 繰越しの理由でございますが、令和3年3月以降に生まれた子供の手続が4月以降になるため繰り越すものでございます。 以上、議案第71号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託の省略 ○議長(今井伸治君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第71号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第8号))は、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(今井伸治君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(今井伸治君) これより採決に入ります。 議案第71号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第8号))を採決いたします。 本案は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第71号は原案のとおり承認することに決しました。 △議案第72号から議案第81号 ○議長(今井伸治君) 日程第6 議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)より議案第81号小浜市国民健康保険税条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(今井伸治君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第6をもちまして議題に供していただきました議案第72号から議案第81号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)でございますが、歳入歳出それぞれ1億8,467万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ197億8,340万5,000円とさせていただくものでございます。 歳出予算の主なものといたしましては、運動不足が原因の生活習慣病等を予防するため、おばまチケットを利用し、身体活動の活性化を推進する「からだウィーク!おばまで動こう大作戦」に966万1,000円を、公立小浜病院が行う経営改善のためのアドバイザリー導入経費を負担する公立小浜病院経営改善アドバイザリー導入負担金に1,159万8,000円を、小浜市内に宿泊された市外の観光客におばまチケットを配付し、観光業の支援と市内での消費を喚起する「ようこそ小浜へお客様歓迎事業」に2,164万3,000円を、市道の維持補修、道路改良、交通安全施設の設置、河川の維持管理を行う道路維持管理経費、道路整備事業、交通安全施設整備事業、河川維持事業に合計で1億5,000万円を計上させていただきました。 次に、議案第73号令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から議案第77号令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、事業費等といたしまして、歳入歳出それぞれ3,562万5,000円を追加し、特別会計の総額を75億8,794万9,000円とするものでございます。 次に、議案第78号令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)についてでございますが、職員給与費の補正で101万2,000円を追加させていただくものでございます。 次に、議案第79号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、雨水渠整備工事などの補正で、歳入で1,971万円を減額し、歳出で804万5,000円を減額させていただくものでございます。 次に、議案第80号小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第81号小浜市国民健康保険税条例の一部改正についてでございますが、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、9月補正予算に関しまして、議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)から議案第79号令和元年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)までの8案につきまして、表紙右側にピンク色の帯がつきましたA4縦長の令和2年度9月補正予算書に基づき説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 初めに、議案第72号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第9号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,467万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ197億8,340万5,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正、地方債の変更につきましては第2表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第12款分担金及び負担金、第1項負担金が、県単小規模土地改良事業受益者負担金で20万円の減額、第14款国庫支出金は5,147万6,000円の追加で、内訳といたしましては、第2項国庫補助金が、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで5,075万円の追加、第3項委託金が、伝統文化親子教室事業委託金で72万6,000円の追加、第15款県支出金、第2項県補助金が、農用地等集団化事業(換地設計)などで730万8,000円の追加、第19款繰越金、第1項繰越金が、前年度繰越金で9,149万3,000円の追加、第21款市債、第1項市債が、道路橋梁債などで3,460万円の追加でございます。 以上、歳入合計では1億8,467万7,000円の追加とするものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款議会費、第1項議会費が、人事異動等に伴います職員給与費の補正で51万1,000円の減額でございます。 第2項総務費は805万2,000円の追加で、その内訳は、第1項総務管理費が、人事異動等に伴う職員給与費や、アウトドアアクティビティ活用可能性調査を委託する若狭路アウトドアアクティビティ推進事業などの補正で619万5,000円の追加、第2項徴税費、第3項戸籍住民基本台帳費、第6項監査委員費が、いずれも人事異動等に伴う職員給与費の補正で、それぞれ102万2,000円の追加、6,000円の追加、82万9,000円の追加でございます。 第3款民生費は1,403万4,000円の減額で、その内訳は、第1項社会福祉費が、人事異動等に伴います他会計繰出金の減額などの補正で1,160万9,000円の減額、第2項児童福祉費が、人事異動等に伴う職員給与費や聖ルカ幼稚園が実施するふれあい保育を支援するふれあい保育推進事業などの補正で93万円の減額、第3項生活保護費が、人事異動等に伴う職員給与費や、福祉事務所の面接相談員を雇用する生活保護事務経費の補正で149万5,000円の減額でございます。 第4款の衛生費は1,720万2,000円の追加で、その内訳は、第1項保健衛生費が、公立小浜病院が取り組む経営改善についてのアドバイザリー導入費用を関係市町で負担いたします公立小浜病院経営改善アドバイザリー導入負担金や、1週間ごとの歩数に応じおばまチケットを配付し、身体活動の活性化を支援する「からだウィーク!おばまで動こう大作戦」などの補正で1,566万9,000円の追加、第2項清掃費が、発泡スチロール減容機の機器更新などを支援するプラスチックごみ再資源化推進事業などの補正で153万3,000円の追加でございます。 第6款農林水産業費は233万5,000円の減額で、その内訳は、第1項農業費が、鴨ヶ淵排水機場の真空ポンプを更新する県単小規模土地改良事業などの補正で429万6,000円の追加、第2項林業費が、人事異動等に伴います職員給与費の補正で7万8,000円の追加、第3項水産業費が、人事異動等に伴います職員給与費や、本市の養殖魚および特産加工水産物の市内消費拡大に資する新たな販売形態の導入を試験的に実施いたします養殖魚等地産地消推進事業などの補正で670万9,000円の減額でございます。 第7款商工費、第1項商工費が、小浜に宿泊した市外の観光客を対象に、お礼の手紙とおばまチケットを配付いたします、ようこそ小浜へお客様歓迎事業や、市内観光地の公衆トイレの洋式化等を実施いたします、おばま観光周遊滞在満足度向上事業等の補正で4,721万1,000円の追加でございます。 第8款土木費は1億725万9,000円の追加で、その内訳は、第2項道路橋梁費が、道路維持改良工事を行います道路維持管理経費や道路整備事業(単独)、国費の内示等におけます社会資本整備(安全安心)などの補正で2,288万8,000円の追加、第3項河川費が、河川維持事業(単独)などの補正で6,448万円の追加、第4項都市計画費が、人事異動に伴います職員給与費や国費の内示等により、市道改良工事を行う都市再生整備計画事業(小浜まちなか地区)などの補正で、2,231万6,000円の追加、第5項住宅費が、人事異動に伴います職員給与費や、避難路に面した倒壊のおそれのあるブロック塀等の撤去を行う所有者に支援する小浜市ブロック塀等の安全対策事業の補正で242万5,000円の減額でございます。 第10款教育費は2,183万3,000円の追加で、その内訳は、第1項教育総務費が、新型コロナウイルス感染状況により小中学校の修学旅行が延期等となった場合に発生いたしますキャンセル料相当額を補助する小中学校教育活動支援補助金などの補正で1,145万7,000円の追加、第2項小学校費が、スクールバスの臨時便経費を増額する小学校教育振興経費の補正で64万1,000円の追加、第3項中学校費が、既設ブロック塀の改修工事を行います中学校施設改修事業などの補正で208万2,000円の追加、第5項社会教育費が、人事異動等に伴います職員給与費や、文化会館の大会議室等に個別空調機器を整備する文化会館設備強化事業などの補正で298万8,000円の追加、第6項保健体育費が、人事異動等に伴う職員給与費の補正で466万5,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では1億8,467万7,000円の追加とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表の地方債補正の変更でございますが、土地改良事業、道路整備事業、河川整備事業および都市計画事業の4件について、限度額をそれぞれ表記載のとおり変更させていただきまして、合計3,460万円の増額とさせていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法については補正前に同じでございます。 以上、議案第72号の説明とさせていただきます。 5ページをお願いいたします。 議案第73号令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ111万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億4,777万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 6ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算の歳入でございますが、第10款繰入金、第1項他会計繰入金で111万円を減額いたしまして、歳入合計で111万円の減額とするものでございます。 7ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が、人事異動等に伴います職員給与費の補正で120万4,000円の減額でございます。 第4款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金が、国保連合会への拠出金を増額する共同事業拠出金の補正で9万4,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では111万円の減額とするものでございます。 以上で議案第73号の説明とさせていただきます。 8ページをお願いいたします。 議案第74号令和2年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ112万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億7,907万8,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 9ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金で112万7,000円を追加し、歳入合計で112万7,000円の追加とするものでございます。 10ページをお願いします。 次に歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が、人事異動等に伴う職員給与費の補正で112万7,000円を追加し、歳出合計で112万7,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第74号の説明とさせていただきます。 11ページをお願いいたします。 議案第75号令和2年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,559万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億2,592万5,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 12ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第5款国庫支出金、第2項国庫補助金が、過年度分地域支援事業交付金で89万9,000円の追加でございます。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金が、過年度分の介護給付費の交付金で403万3,000円の追加でございます。 第7款県支出金、第3項県補助金が、過年度分の地域支援事業交付金で44万9,000円の追加で、第9款繰入金、第1項一般会計繰入金が、職員給与費等に係る繰入金で266万1,000円の減額でございます。 第10款繰越金、第1項繰越金が、前年度繰越金で3,287万5,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では3,559万5,000円の追加とするものでございます。 13ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が、人事異動等に伴います職員給与費の補正で266万1,000円の減額、第8款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金が、介護給付費等に係る国庫支出金などの精算返還による国庫支出金等返還金の補正で3,825万6,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では3,559万5,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第75号の説明とさせていただきます。 14ページをお願いいたします。 議案第76号令和2年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,061万3,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 15ページをお願いします。 第1表歳入予算補正でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が5,000円の追加でございます。 第7款繰越金、第1項繰越金が、前年度繰越金で5,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では1万円の追加とするものでございます。 16ページをお願いします。 次に歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費が、人事異動等に伴う職員給与費などの補正で1万円を追加し、歳出合計で1万円の追加とするものでございます。 以上、議案第76号の説明とさせていただきます。 17ページをお願いいたします。 議案第77号令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,451万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 18ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が1,000円の追加でございます。 第7款繰越金、第1項繰越金が、前年度繰越金で2,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では3,000円の追加とするものでございます。 19ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費が、人事異動に伴います職員給与費などの補正で3,000円を追加し、歳出合計で3,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第77号の説明とさせていただきます。 20ページをお願いいたします。 議案第78号令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 収益的収入および支出につきましては、支出の部におきまして第1款事業費で、職員給与費の補正によりまして109万5,000円を追加し、6億304万7,000円とするものでございます。 資本的収入および支出につきましては、支出の部におきまして第1款資本的支出で、職員給与費の補正により8万3,000円を減額し、総額を3億329万6,000円とするものでございます。 特例的収入および支出につきましては、本年4月1日より、簡易水道事業特別会計が地方公営企業法の適用の水道事業会計に会計統合したことに伴いまして補正するものでございまして、企業会計の会計統合初年度における未収金および未払金を特例的収入、特例的支出として、今回は予算編成時に見込んだ特例的収入および支出の金額を確定した金額に補正するものでございます。 特例的収入および支出の補正によりまして、未収金を1,212万3,000円から1,347万円に、未払金を1,616万1,000円から1,864万7,000円に改めるものでございます。 予算第9条に定めた費用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては職員給与費でございまして、既決予定額に84万5,000円を追加し、総額を5,023万1,000円とするものでございます。 以上、議案第78号の説明とさせていただきます。 21ページをお願いいたします。 議案第79号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 収益的収入および支出につきましては、収入の部におきまして第1款事業収益で11万7,000円を追加し、総額を12億7,243万円とし、支出の部におきまして第1款事業費で舗装復旧工事などの補正によりまして1,085万4,000円を追加し、総額を13億1,233万4,000円とするものでございます。 資本的収入および支出につきましては、収入の部におきまして、第1款資本的収入で、企業債の減額などによりまして1,982万7,000円を減額し、総額を7億6,542万7,000円とし、支出の部におきまして、第1款資本的支出で、雨水渠整備工事費の減額によりまして1,889万9,000円を減額し、総額を11億9,875万3,000円とするものでございます。 特例的収入および支出につきましては、本年4月1日より、公共下水道事業特別会計から地方公営企業法適用の下水道事業会計に移行したことに伴いまして補正するもので、企業会計移行初年度におけます未収金および未払金を特例的収入、特例的支出として、今回は予算編成時に見込んだ特例的収入および支出の金額を確定した金額に補正するものでございます。 特例的収入および支出の補正によりまして、未収金を1億5,040万1,000円から1億4,584万9,000円に、未払金を8,372万6,000円から6,853万5,000円に改めるものでございます。 22ページをお願いいたします。 企業債の補正でございますが、下水道事業建設改良債等につきまして、限度額を5億790万円から4億9,520万円に変更させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法については補正前に同じでございます。 予算第9条に定めた費用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費で既決予定額から2万7,000円を減額いたしまして、総額を5,084万6,000円とするものでございます。 以上、議案第79号の説明とさせていただきます。 9月補正予算に関します議案第72号から議案第79号の説明は以上でございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(今井伸治君) 総務部長、岩滝君。 ◎総務部長(岩滝満彦君) それでは引き続きまして、議案第80号および議案第81号につきまして、お手元の議案書により御説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 最初に、議案第80号小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、まず第1条では、第24条第1項第2号中の「寡夫」を「ひとり親」に、また、第34条の2中の「寡婦(寡夫)控除額」を「寡婦控除額、ひとり親控除額」に改め、未婚のひとり親に対する税制上の措置および寡婦控除の見直し等を行っております。 また、第94条第2項にただし書を加え、1本当たり0.7グラム未満の葉巻たばこの本数の算定につきましては、紙巻たばこ0.7本に換算することとしております。 次に、附則第3条の2第1項中において、「特例基準割合」を「延滞金特例基準割合」に改める等の改正を行い、市中金利の実勢を踏まえて、財務大臣の定める平均貸付割合に加算する割合を0.5%に引き下げたことに伴う規定の整備を行っております。 また付則第17条第1項中の「第35条の2第1項」の次に「第35条の3第1項」を新たに加え、長期譲渡所得に係る個人市民税の課税の特例を創設しております。 3ページをお願いいたします。 次に第2条でございますが、ページ中段あたりでございます。 第31条第2項および第3項中におきまして、条項および文言の改正を行い、法人税法の連結納税の廃止に伴う申告等の規定の整備を行っております。 4ページをお願いいたします。 通算法人につきまして、個別帰属法人税額の廃止に伴い第48条第9項を削除し、同条第17項までをそれぞれ繰り上げる項ずれの改正を行っております。 5ページをお願いいたします。 一番上の第52条第4項から第6項までにつきましては、法人税の連結納税の廃止に伴い、規定を削除しております。 次に、第94条第2項ただし書中の「0.7グラム」を「1グラム」に、また、「0.7本」を「1本」に改め、軽量な葉巻たばこに係る紙巻たばこの本数への換算方法について、2段階で見直しをすることとしております。 附則でございますが、第1条で施行日を令和2年10月1日からと規定をしております。 ただし、第1号から第3号の規定につきましては、当該各号に定める日から施行することとしております。 第2条は延滞金に関する経過措置について定めており、第3条は市民税に関する経過措置について定めております。 同条第2項では、個人の市民税の申告におけるひとり親控除等について規定をしております。 6ページをお願いいたします。 第4条は法人市民税に関する経過措置について定めており、第5条および第6条は、市たばこ税に関する経過措置について定めております。 以上、議案第80号の説明とさせていただきます。 7ページをお願いいたします。 議案第81号小浜市国民健康保険税条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 8ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、附則第4項および第5項中の「第35条の2第1項」の次に「、第35条の第3第1項」を新たに加え、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例を創設しております。 附則でございますが、施行日を令和3年1月1日としております。 以上、議案第81号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております各議案は、小浜市議会会議規則第37条第1項の規定により、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △陳情第1号ならびに陳情第2号 ○議長(今井伸治君) 日程第7 陳情第1号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についてならびに陳情第2号日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する陳情を議題といたします。 今期定例会において本日までに受理いたしました陳情は、さきに配付してあります陳情文書表のとおりであり、その内容は陳情書の写しのとおりであります。 △委員会付託 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております各陳情を陳情文書表のとおり所管の委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(今井伸治君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 明28日より9月9日までは休会とし、10日は定刻本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。                           午前11時55分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           令和 年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   4番           署名議員   14番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  齊藤睦美...